沼のはずれでつつましく

お芝居の感想 2.5とか

ごらん パレードがゆくよ

 崖下ご用意されました!やったー!どこかへお礼詣りに行かなきゃ。あとは時節柄イベントが無事開催されるのを祈るのみ…なむなむ…。
 ご朱印集めも趣味なので何かいいことがあると神社へお詣り行くんですけど、でも「○○してください」と拝むことはしない、というのが自分なりに決めたルールです。どうでもいいですねそうですね。
 うれしい出来事があった時にただお礼を言うだけ。心当たりのないお礼をされてあちらも困っているかもしれない。

 映画とうらぶをきっかけに徐々に他の俳優さんも目に入るようになってきて、何故かその中で気になって仕方なくなっちゃったもうひとりのご贔屓が梅津瑞樹さんです。なんでやほんま。
 存在を知ったのはご多分にもれず刀ステの山姥切長義役。ご自身で書かれる文学青年らしい文体が好き…というのは後になってのことで、とにかくその印象的な顔立ちを一目見て忘れられなくなってしまったのでした。今でも長義のキャストビジュアル(公式サイトで初めて見たやつ)ありありとよみがえる。
 まぶしそうな目、高くとおる鼻梁、古風な紅のきっと似合う口。かっこいいなぁぁぁぁ。極上文學の時の写真とても素敵でした。
 そしてまあそんな気になる人物が「読んで言葉を覚えた」タイプ、なおかつ、「書き言葉を会話に使っていく」というめちゃくちゃ好みな行動をされているときたらもう惚れますわ。

 俳優さんの言葉って、他の方もみんなそうなんですけど、とても読みごたえがあるんですよね。色々考えておられるのがよくわかって楽しい。文章を書くお仕事ではないけど、でも言葉のプロという印象。おそらくお芝居をする時に、何故そう演じたのか、クリアに言語化することを常に求められるからなのかな?と考えたりします。
 梅津さんは、自分の内にある語彙を使うのが楽しくて仕方ないって感じ。言葉を弄する若造かわいいぞー。
 いずれ写真集が出版されるのでしょうけど、もう少し小さめの版型でエッセイ本もめっちゃ欲しいです。豪華装丁ハードカバー(写真付き)みたいなの。出るよね。

 ところが実際に舞台を見ると、文学青年というイメージをぶち壊してくれる圧倒的な迫力のフィジカル。さんざん小賢しいことばっか言っててごめんなさいぃぃぃぃ!!って土下座したくなりましたもんこのあいだ。