沼のはずれでつつましく

お芝居の感想 2.5とか

ちょろいオタクなので

 舞台27 7order見てきました!
 あらやだ、めっちゃ楽しかった。お目当ての俳優さんと、知ってる俳優さんが動くところを見れれば満足。くらいの気持ちで行ったのに最後には(うんうん、ユウマがんばって)ってハンカチ濡らしてた。ちょろいな私。

 ひいきしている梅津くんのダンスがキレッキレで息をのみ、格闘シーンではぶかぶかお衣装の裾から背中が見えておおよろこび。わー!きゃー!
 ミルクティないしはプードルのような髪色もとっても舞台に映えてました。どっちかというとプードルはあのくたくたのくすみピンク色ニットだった気もする。あの質感見るたびやたら懐かしかったです。高校生の頃制服の上からあんなん着てた。
 声が良いから歌も心地よいし、クライマックスに至っては大音響にまぎれてひいひい言わされてしまってた気がする。
 今回の梅津くんほんとめちゃくちゃかっこよかったです。刀ステの長義楽しみだなあ。インスタやインタビューでの彼の言葉選びが大好きなんですけど、そんな小理屈など吹き飛ばされる圧倒的な動きでした。

 あと、おそらく日替わり?なのかな?登場時の寸劇も可愛らしくて。
 あの世界にプリキュアなんて在っていいのかとツッコミたいけど、この世界と同じロックミュージシャンが存在していたわけなんだし言うのは野暮かな。ちょっとそういうとこ、リアリティーラインの甘さが気にならないといえば嘘になるけどまあいいや。みんなかっこよかったし。

 遺伝子による階層制度も下層民への音楽禁止も
「この世界ではこれでいくねん」と言われれば「さよか」と飲み込むくらいはします。消しゴムバトルで世界征服するホビアニ文脈みたいなもん。
 それに、最下層であるZと言いつつそれほど酷な差別らしきものが描かれなかったの逆に自分としてはうれしかった。ユウマめっちゃいいやつに育ってますやん。あっさりと人を許しちゃうし。てことはこれまでの27年がそれなりに幸福なものだったのだろうなって。
 真田佑馬さんもすごい良い子っぽかったなー。カテコの後に急遽開催された「みんなで踊ろうラブシャワー」の時のおしゃべりがもう良い子良い子。お名前おぼえた。父子の二役なんて大変そうなのを見事に演じ分けされてました。

 そういえば、さだもとふうま54さいもかわいいおっさんでよかったです。老け芝居をあえてしてない感じがリアル。みんななってみればわかるけど54て27の時とそれほど変わんないからね。ましてや音楽おじさんなら。

 この日はほんとはキャストさんにお見送りしてもらえる予定だったんだけど、残念ながら新型肺炎の関係で中止に。泣いてなんか…。がっかりなんかしてない…。せめて見苦しくないように美容院もいったけど泣いてない。
 代わりのコーナーがすごい楽しかったのでこれはこれで!
 作中曲「ラブシャワー」に手の振りをつけてくれてお客さんもみんなで踊ってねー。って。ああもう可愛い。かっこいい人たちがきゃっきゃしているさま可愛い。

 物凄く盛り上がってしまってもう一度行けないかと時間見たけど土日は開演時間が早いのだった。ざんねん。
 ということで27楽しかったです。やったー。